関連各位との連携のための会議、堤防刈草ペレットの製造と商品開発、地域との関わり(地元小学生との交流)が活動の基本です。
産学官連携プロジェクト会議の開催
2018年より始まった「産学官連携プロジェクト会議」を定例のものとして開催し、プロジェクトの進捗重点課題の洗い出し、ディスカッション、今後のスケジュールの確認などを行います。
ペレットの製造
学生を中心に多摩川の堤防刈草ペレットの製造を行いながら、燃焼性能の向上や堤防刈草以外の課題解決のために伐採木や竹を混合したペレットの製造にも取り組んでいます。
新製品の開発
一般的なペレットだけでは事業としての採算ベースにのせることは難しいことがわかっています。ペレット以外の製品案として、川崎市にある㈱ユニオン産業の協力を得て、多摩川堤防刈草由来の樹脂プラスチック製品の製造に着手しました。製品第一弾として、河川財団が管理する多摩川ゴルフ場で使用するゴルフティの製造を進めています。
写真左は混入剤として注目したコーヒー豆かす。右は芳香剤などに応用するための試験製品
地域との関わり
川崎市小学校との交流会・環境教育を5年生の総合的な学習の時間に、身近にある多摩川を題材に実施しています。多摩川に関する問題を大学生が小学生へクイズ形式で出題したり、ペレットを一緒に製造したり、ペレットを使ってクリスマスオーナメントを作るなど、多摩川の課題や当プロジェクトの活動を大学生との交流を通じて楽しく学んでもらう機会を設けています。